現在の閲覧者数: hatti 元気の素 観劇 ミュージカル 『ヘッダ・ガブラー』4・26マチネ
2018.04.26.22:14
@シアターコクーン
SISカンパニー公演

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出演
ヘッダ・テスマン(旧姓:ガブラー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寺島しのぶ
イェルゲン・テスマン・・・・・・・小日向文世
エイレルト・レェーヴボルク・・・池田成志
エルヴステード夫人・・・・・・・・水野美紀
ミス・テスマン(ユリアーネ)・・・佐藤直子
ベルテ(テスマン家のメイド)・・福井裕子
ブラック判事・・・・・・・・・・・・・段田安則
(敬称略)

長い新婚旅行から帰ったばかり
新居の屋敷のセット

鮮やかに赤いソファーが目に付く
6から7人ほどは掛けることが
出来そうだ。

高い天井に 肖像画とシャンデリア
庭に面した窓も高い。

変形な張り出し舞台
客席前にアクト・スペースがあって
裏庭設定らしく 段田さんなど
こちらからの出入りもある。

この家の購入を手配してくれた叔母
テスマンとの近しい様子
妻のヘッダとの噛合わなさ、

ヘッダの学校の時の同級生
町の旧家のエルヴステード夫人は
義理の子供たちの家庭教師として
来たエイレルトに惹かれている。
エイレルトはヘッダの恋人だった
過去も語られる

テスマンの仕事のライバルでもある
エイレルトがこの家に来ると思い
エイレルトに関してのお願いを
しに来たのだ。
ここから事態が動き始める。
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寺島ヘッダ
物憂げな 何事にも満足しそうもない
人の感情の機微に敏感で、
困ったり 悲しむ様子を見て
彼女の感情も動くようだ。
自由でありたいと望み
自分に忠実 そんな彼女に見えた。

イプセンの描く女性像は
感情の動きが細やかだけど
掴みところがない感じを受ける。

夫のテス・マン
およそヘッダが夫としては
選びそうもない人物(爆)
多分 仕事熱心で
人を疑うことを知らず
家族を大切にする。
けれど 自由や 孤独が
どんなものか 分かろうとも
しない・・そんな人に見えた
小日向・テスマン

池田・エイレルト
一度は身を持ち崩した男
自分から切れた筈なのに
同級生とのつながりが
許せない。

夫の テスマンの言葉一つにも
明らかに興味なさげな反応する
ヘッダだが・・(笑)
エイレルトを煽るヘッダは
イキイキとして 魅惑的


しかし
ブラック判事のさりげない言葉に
秘めた呪縛が、ヘッダを追い詰める


言葉に覆い隠された人の思惑
隠された真実
表立って語られる事のないまま
ラストにひた走る。


会場にいる観客が
一番の真実を知っている


そんな 幕切れ!


ヘッダの思いには共感は
出来ないけど、じっくり魅せてくれて

寺島さん やはりいいわ!


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