現在の閲覧者数: hatti 元気の素 観劇 ミュージカル

『フリック』10・25マチネ

予習も何もしない観劇で
『The・Flick』 と言うタイトル
出演者は4人で小劇場での上演 
勝手に2時間くらいの作品かなと
予想だったのですが・・。

4887.jpg

劇場舞台には 客席が
忽然と姿を現していました。

10席 通路を挟みさらに10席

映写の終わった映画館
フィルムの回る音が切れ
音楽が終り ・・・・
奥の上部分は映写室。

すると奥の出入り口から
モップを持った二人の男
上映の終わった客席の掃除
半分ずつの分担。
散らかったポップコーンを
履きよせながらの会話

一人は新しいバイト
もう一人が仕事を教えてる
・・とこんな感じのスタート
暗転して 日が過ぎ
先輩後輩が打ち解けて行く過程

会話だけで進んでゆく。
掃除の間 会話すらなかったり
とても 台詞の間がとても
多い作品

ちょっとした一言で
気まずい雰囲気になったり
許したり
映画オタクのバイトくんと
クイズを出し合ったり
数多くの映画の題名が
出て来る出てくる。

出演
サム・・・・・・・・・・・・・・・・菅原永二
エイヴリー・・・・・・・・・・・・木村 了 
ローズ・・・・・・・・・・・・・・・ソニン 
スカイラー/夢見る男・・・・村岡哲至 
       (敬称略)


そこに 映写係のローズも
仲間に加わり 微妙なバランスの3人

ローズは エイブリーに
興味を持ち ちょっかいを出す。

けだるい雰囲気
蓮っ葉なローズは
生きることに一生懸命で
自分に正直なんだろうな。

サムは 以前からローズに
誘いをかけても相手にされなくて
ある日 その思いを吐露するのだが・・。


そんな中 映写係の必要のない
デジタル上映に切り替えるような
話しが持ち上がり
仕事を失うかも


最初から最後まで
3人の会話

エイブリーの家族の話や
学校の話
上演後の客の稲井
映画館の客席で交わされる
会話がすべて。


ちょっとだけ エイブリーの
辞めた後に来たバイトくんも
でるけど・・(笑)

サムとのやり取りで
エイブリーとの違いが
見えて面白い。

シーンが暗転により
変わる事に 3人の関係の
変化を 会話だけで
伝えてくる。

サムの愚痴も本音も
ロースの泣き言も本音も、


時には沈黙にも
物を言わせる作品だ。

後からちょっと調べてみたら
"flick"って 
映画や映画館を指す俗語で
チカチカ点滅するという
意味のflickerが語源らしいですね。

こちらを向いた赤っぽい客席で
埋まった舞台。
一度だけ お客さまが寝入って
残っていたけど 映画終ったよって
サムが追い出してた(笑)

後は客席に座るのは 従業員だけ!
映画館の舞台裏、
出演者 4人で 3時間!

先入観を覆された舞台でした。




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2016/10/25(火) | その他 演劇 | トラックバック(0) | コメント(0)

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