現在の閲覧者数: hatti 元気の素 観劇 ミュージカル 2017年04月14日
2017.04.14.22:26
     @赤坂ACTシアター

新作歌舞伎
作・演出は蓬莱竜太さん

夢幻恋双紙(ゆめまぼろしかこいぞうし)
~赤目の転生~

配役
太郎・・・・・・・中村勘九郎
歌・・・・・・・・・中村七之助
剛太・・・・・・・市川猿弥
静・・・・・・・・・中村鶴松
末吉・・・・・・・中村いてう
源乃助・・・・・中村亀鶴
善次郎・・・・・片岡亀蔵

中村勘之丞
中村山左衛門
中村小三郎
澤村國久
中村仲之助
中村仲四郎
中村仲助
中村仲弥
中村仲侍
市川裕喜
土橋慶一
宮脇信治
後藤忍
遠藤崇之

  (敬称略)


ストーリー

幼い子ども時代の3人
大柄でガキ大将らしい鋼太 
手下のような末吉 
紅一点 静の3人

近所に住む美しい歌(七之助)に
憧れ似顔絵を書いた二人
静は・・面白くない。

そこに現れた太郎
彼も 歌に憧れ
似顔絵を書いたが
鋼太たちは 太郎をバカにして
絵を取り上げ追う回す。
苛められっ子 太郎だった。
そこへ笑われる歌
3にんの書いた絵を褒めるが
歌の兄の 源之助が現れ 
太郎の書いた絵をみて
気に入らなかったのか
太郎を痛めつけるが
成すがままの太郎

捨て台詞は 赤目はやめとけ!


バックに流れる音は・・ピアノ!
ちょっとおどろおどろしい
音が響く・・かと思うと ツケの音。

小さな小屋が サクサクと
捌けていったり あっという間に
長屋のように並ぶ。
このあたりは・・まさに歌舞伎手法。

父の看病に疲れ
借金もかさみ 歌は酒におぼれ
身を持ち崩して行く。

父が他界しても 
兄源之助は 行方知れず
借金と共に一人残される歌
そんな歌にけっして一人には
しないと太郎はプロポーズ、

けれど苛められっ子のままの太郎 
要領も悪く 稼ぎもない
歌に責められ 手を出した仕事は
後ろ暗い仕事
歌の兄 源之助の手伝いだが
これも上手く行かず
源之助の手に掛かり
太郎は命を落とす。

舞台はまた最初に戻り
3人の子どもが歌の似顔絵を
見せ合ってる原っぱ。
亡くなった太郎も生まれ変わり・・
さっきとは 別の人生を生きるが
太郎と歌は運命の絆
ここでも二人は結ばれる。
歌の父・善次郎もド派手な衣装
真っ赤な足袋で
総の付いた杖で
ゴルフの真似事
会場を笑いが包む (笑)

しかし金はあっても
歌を閉じ込め 自由を奪う太郎に
夫婦は心のすれ違い
もう も~~ういいわと
歌は出てゆく。
残された太郎 
おりしも家から出火
太郎は まだすべてを失う。

再びの 原っぱ 
子どもに戻る。

太郎はまた次の人生を
生きる事に。
今度は お隣の良い人
歌を思っても口に出さず
鋼太の思いに手をかして
二人を結びつけ
相手の幸せを願う。

三人の太郎の人生
つまり 細切れに3本の芝居を
見たと言う事ね。(笑)
おまけに 客席通路を
使われるとね 
今日のお席
2Fの後方でもS席・・・
 ではまったく見えず。
お隣の二人組
幕間後戻って来ないかった。

頑張って先行抽選で押さえても
なかなか厳しいのね。

細切れの3つの話と
見えないシーンがあったりで
一部 意識が途切れた事を
告白します(爆)


繰り返し生きても、上手くは行かない
人生のむずかしさ。

猿弥さん はまり役。
亀次郎さんは ずるいっ!(笑)

善次郎さんの衣装は 派手だったけど
芝居したいは・・割と地味かも。

歌舞伎の 入り組んだ
ちょっとご都合主義の流れを
期待していると肩透かし?(笑)

違いなく 新作歌舞伎でした。




 
2017.04.14.00:00
再演版 マイ初日で
Wキャストはこちら。

8467.jpg


全体的に ブラッシュアップしたと
聞いていましたが
どこか さっぱりした印象

高さを上手く使って
舞台セットも自然な感じ。

戦いのシーンはコミック的(笑)
チャリーンと音に合わせ
戦う二人がピン・スポ
両軍が交錯するのはなくなったのね。

墓を暴いた呪い
時を超えて古代エジプトの地に
連れ去られたキャロルが
若き猛々しい王に
気に入られ
・・原作本そのままの世界

若き王の姉 アイシスも
弟王を愛叶わぬ恋に苦しむ

ヒッタイトの王女も
目障りとその命を奪ってしまう。

ミタムン 亡霊となり
兵士の間や 街の人の間を
ウロウロするその意図が
分からなかったのですが 
再演でも ウロウロ(爆)
なぜ そこにいる?と思ってしまう。

濱メグ・アイシスさま
流石の安定感 存在感
歌声にも圧倒されます。

新妻キャロルも 年齢が若い設定なので
台詞は ちょっとキンキン声ですが
歌は力強く貫禄も・・(笑)

ここに平方イズミル
浦井メンフィスが加わり

締めは宰相祐さまイムホテップ。
新しく参加の松原・ミヌーエ将軍
再演では 
アイシスさへの告白は無し。 

役的にエピが削られて
大人しくなってしまった。

結果 アイシスさまの
シーンも減ったと言う事?
なぜか アイシスさまの
哀しみだけが 表に見えてくる
恋をするとかくも愚かに・・・と
嘆く祐さま宰相さまの
台詞が・・ちょっと唐突に感じたのは
シーンが入れ替えられたのか

キャロルを妻に迎えるなら
自分はこの城を出て行くと宣言する
シーンが後から追いかけて来た。

もどかしい思いは・・・♪
思い出せるあのメロディが
また聴けて これこれ
この曲を聴きたかった~。


伊礼ライアン兄さん
原作通りで仕方ないけど
キャロル~~♪
探してばかり。


2幕の戦いのシーンで、
浦井メンフィスの持つ
剣の先だけが飛んだ!
オケピにでも落ちたのか?
怖いなっ!
束だけが手元に残ったけれど
このままでは変と思ったのか
その束も投げ捨て素手で戦っていた。
直ぐ アンサンブルの方が
剣を渡して 刀の戦いに
戻っていて 良かった~と
観ている方も安心した。
多分アクシデントだよね?

ヒッタイトとエジプトの戦い
白い衣装と赤系の衣装の
軍?と言うには寂しい人数の
アンサンブルさんが頑張る!

浦井メンフィスの殺陣らしき
シ-ンもやはり 振り付けで
決められた動き
薄いマントの捌きが大変そう。
久しぶりの『王家の紋章』
上手くまとめ直して
流れは良くなったのかな?
上演時間も前回より短い分
キャラ的には 全員が
浅くなったよう思える。


『王家の紋章』

Wキャストなのでリピート予定。

日程都合で 3回しか
行けないけれど・・(汗)