現在の閲覧者数: hatti 元気の素 観劇 ミュージカル 2017年04月11日
2017.04.11.23:03
     @シアターコクーン

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出演
フェードル・・・・・・・・大竹しのぶ
イッポリット・・・・・・・・平岳大
アリシー・・・・・・・・・・門脇麦
テラメーヌ・・・・・・・・・谷田歩
パノープ・・・・・・・・・・斉藤まりえ
イスメーヌ・・・・・・・・・キムラ緑子
テゼ・・・・・・・・・・・・・今井清隆
        (敬称略)

舞台装置はとてもシンプルで
場面転換もない

王座らしき椅子一脚

肘掛けには赤い布が 
ローブのように掛けられ・・・。

王妃・フェードル
夫は半年も行方不明
夫に面差しの似た
義理の息子に恋をして
その思いを隠すことが
出来ない。

全ての悲劇の原因か
ここから始まる、

母の思いを拒絶する息子は
敵方の姫アリシーに
惹かれている。

王妃の乳母 イスメーヌ
イッポリットの養育係
テラメーヌも 
二人の苦悩を和らげようと
出来る限りのことをする。

突然のテゼ王の帰国

いかにもギリシャ古典劇の
お決まりの・・流れ
恋 嫉妬 誤解により
命さえ脅かされる。

お芝居の基本
台詞の持つ力が
生き生きと脈打っている。

大竹さんの存在感を筆頭に
平さん  キムラさん 谷田さん
若い門脇さんも 凛とした
発声で声が届いて来る。

歌わないキーヨ(今井さん)
息子を失い嘆く王
熱演されてました。
王の貫禄 十二分!

お話は パンフにより
ちょこっと事前予習(笑)

王妃フェードルは
ギリシャ神ヴィーナスの
愛の呪いを受けた血筋で 
夫以外の人を愛してしまうのは
避けられない定めなのだと。
破滅へと向かう思いだとしても
止める事は出来ない
そんな伏線があるらしい。

ギリシャ神話では 
恐ろしいくらいに
愛に身を任せていたし
叶わぬを知ると
神の力で理不尽な仕返しを
したりしてた。(笑)

台詞は 現代的に判り易く
言いかえられているし
思いのほか判り易い。


ネタばれになってしまうけれど
血に染まった白いドレスを
纏ったアリシーが 
亡くなってしまった人の衣裳を
抱きしめながら ゆっくりと
舞台奥を横切ってゆく様をみて
そしてラストの赤い布の
使われ方をみて・・・ 

思わず 演出栗山さんだった~と
思った。(笑)